2013/03/12 |
桜の開花の仕組み
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こんにちは、明青ゼミナールの佐藤です。
暖かい日も少しずつ出てくるようになりましたね。春本番になるのももうすぐです。やはり春というと桜の花ですよね。今日は桜の開花の仕組みについてお話します。
春に咲く桜の花芽(のちに花へと成長する芽)は、前年の夏にできます。
しかし、いったん花芽ができるとその後は「休眠」という状態になります。休眠した花芽は、秋から冬にかけていったん低温にさらされることで、眠りから覚めて、開花の準備を始めます。このことを「休眠打破」といいます。そして、春になり気温が上がっていくにつれて花芽は成長(生成)します。気温が高くなる速さにあわせて、花芽の生成も速くなります。生成がピークをむかえると「開花」することになります。
桜の開花時期は、季節の変化による気温の上下に大きく関係しています。この気温の変化がないときれいには桜は咲かないそうです。
桜は、日本の気温の変化に適応した植物なのです。