2013/03/07 |
花粉症
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こんにちは、明青ゼミナールの佐藤です。
最近、ようやく暖かくなり春らしい日が続くようになってきましたね。春らしくなってくることは大いに歓迎なのですが、ただスギ花粉が飛ぶのは花粉症の私にとってはかなり憂鬱です。
今日は花粉症の話を少しさせてもらいますね。
今や国民病と言われている花粉症ですが、調べてみると意外にも戦後初めて報告された新しい病気だそうです。日本では、1960年代から40年間で花粉症(特にスギ花粉症)が激増しています。激増した主な理由として4つあるそうです。これから調べた4つの理由を言いますね。
①スギ花粉の増加
戦後に植林されたスギが海外の安い木材に押されて売れず、伐採されずに大量に残りました。そのせいで成長したスギが開花適齢期(花粉量が一番多い時期)を迎えています。さらに地球温暖化の影響も受け、春のスギ花粉飛散量が増えています。(夏に気温が高いとスギの発育がよくなるそうです。)
②排気ガス・大気汚染・道路の舗装
排気ガスなどで汚染された大気中の多くの微粒子が、我々の体の中にある抗体をできやくすし、できた抗体が花粉症の発症を促します。また、舗装道路の増加のせいで一度地面に落ちた花粉が再び舞い散ることも原因として考えられます。
③食環境の変化・不規則な生活リズム
高タンパクや高脂肪の食生活を続けていたり、不規則な生活リズムやストレスの多い現代人の生活なども、アレルギーを起こしやすくしているそうです。
④住宅環境の変化
住宅やオフィスの近代化に伴い、通気性の少ないダニ・カビの温床をつくり、アレルギーを起こしやすくしているそうです。
①の理由は、個人ではそうどうしようもないものですが、②は普段から外出するときはマスクするようにし、③は規則正しい生活をし、④は家やオフィスをこまめに掃除すれば、花粉症を緩和できます。やはり対策を立てるためには原因をよく知ることが大切ですね。