2020/04/24 |
自宅でのおすすめ勉強法(PART1)
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こんにちは、浦本です。最近「学校が休校なので、自宅でどんな勉強すれば良いですか?」といった質問を受けることが多いので、おすすめの自宅での勉強方法をリレー形式で伝えていこうと思います。
今日は私からのおすすめ勉強方法です。特に中学生向けの内容です。
<英語>
1⃣前学年の単語の復習。翌日に自分で暗記のテストをする。
2⃣前学年のワークの復習。2回以上やる。
<国語>
1⃣初見の読解問題(なければ教科書準拠の問題集でも良い)。3回以上やる。
2⃣前学年の漢字の復習。翌日に自分で暗記のテストをする。
理由や詳しい取り組み方は以下になります。
今の時期のポイントは以下の二つです。
1.定期テスト等がすぐにはない
2.時間が比較的ある
となると、テスト前ではなかなか手が回らない勉強、成果が出るまでに時間がかかるが、やっておくことで後々大きな力となって返ってくるような勉強をするには絶好です。
まずは教科で言えば、英語や国語(特に現代文)といった語学の教科。また、苦手科目もじっくり時間を割くには向いています。
では、英語は何をやれば良いかといえば、前学年の単語を復習するのが1つです。めったにできないことですが、今だからこそできることです。明青ゼミナールで使用しているIワークドリルを使ってみてください(なければ前学年の教科書や中3であれば今月渡した単語帳でも良いです。中1であれば、中1の単語を予習で良いです)。高校生であれば、高校で配布された単語帳や明青ゼミナールで推奨しているターゲットでも良いです。中学生なら1ページとか、高校生なら50単語とか、自分で範囲を決め、覚えて、翌日テストを自分でしてみてください。テストは、単語のページを自分で隠したり、即席で家族に出してもらったりするので構いません。そして、何問覚えていたか自分で記録して、満点だったら自分にご褒美、8割覚えていなかったら、そのページを再度プラス新しいページも思える等、ルールを決めて、ゲーム感覚で取り組んでも面白いと思います。
次に英文法の復習です。学校のワークや明青ゼミナールのワークで構いませんが、英語が得意ではないという生徒はやはり前の学年の復習が良いです(これも中1は中1のワークで良いです)。Iワークプラスを使ってもいいと思います。あやふやなものは教科書やIワークの基本文で確認してみてください。自分が苦手そうな単元を選んでも良いので、できれば2回以上、復習しましょう。面談で話すことも多いのですが、通知表で「5」が付いている生徒達に「ワークを何回やっているのか?」と聞くと、「3回以上」と答える割合が異常に高いです。(これは全教科共通です!!)そう考えると、皆さんは少なくとも1度はやったワークと思いますので、この期間にあと2回以上復習することで、合計3回以上ということになります。成績が良い生徒ほど「同じテキストを繰り返す大切さ」を知っています。一流のスポーツ選手も同様に、基礎練習を何度も繰り返すことを大切にしている人が多く、逆に一流選手で反復練習を避けている人はいないことからも分かると思います。
国語に関しては、できれば初見の読解問題をやってみてください(なければ教科書準拠のワークでも構いませんし、明青ゼミナールでプリントを用意することも可能です。)何故なら、定期テストでは教科書の読解問題ばかりのため、普段、初見の問題に取り組む機会が非常に少ないからです。そして、満点でなかった場合に、次の日にでも解きなおしてください。本文も翌日に改めて読むことで、違った角度から理解できる等により、新しい発見もあるはずです。そして英語と同じように3回以上解いてみてください。繰り返し本文を読み込むことで読解力が付くだけでなく、記述に役立つ表現力が身に付くようになります。また、繰り返し設問を解くことで、正解部分の探し方や設問に対する正しい解答の仕方が分かるようになる等、読解問題のコツがつかめてくるはずです。
また、漢字ですが、英語の単語と同じように復習してみてください。翌日テストをするなど、ゲーム感覚で取り組んでみてください。
このブログを書いていたら、思った以上に力作になってきてしまい、まだまだ書き足りないですが、今回はここまでにしようと思います。
学校の休校期間が少なくとも約2週間は続きます。皆さん、ぜひ、実行してみてください。
※追伸。上記のほかに全科目共通で、明青ゼミナールで受講している教科は、授業でやった部分の解きなおしをできれば翌日に行い、更にもう一度、1週間以内に解きなおしすることも是非やってみてください。反復により「理解を深めることと知識の定着。」これが大切です。